2012-01-01から1年間の記事一覧

#170 空間と作品の関係。

青木野枝「ふりそそぐものたち」@豊田市美術館 豊田市美術館にて、彫刻作家 青木野枝の個展を観る。 鉄を題材とした女性の彫刻家ってめずらしいのかも。 鉄板が溶断され、溶接されてできたたくさんのパーツで成った作品は、 鉄の持つ重みをあまり感じさせず…

#169 しばれるね。

がつんと本格的な寒さの到来。 おとついの夜降った雪がまだ屋根に残っている。 パソコン打つ手がかじかむので、指なし手袋着用で仕事中です。

#168 スニーカーともじゃ。

そういえば、その2。 この間の大阪滞在中、ベニー・シングスのライブに行った。 ビルボードでのライブは、いつも思うのだけれど チケットの値段の割に、あっという間に終わってしまい、 聴き終わった後も、まだまだ席を離れがたい思いになる。 いわゆるライ…

#167 初歌舞伎。

そういえば、10月に初めての歌舞伎鑑賞をした。 初歌舞伎が、中村勘九郎襲名披露の演目で 席も舞台からほど近い1等席から観れたのはラッキーだった。 初めてなので、いろんな事が新鮮。 中村七之助の女形の色っぽさには感嘆したし、 和服の色合わせの面白さ…

#166 キリンの凄み。

「ツナグ」 この世を去った人に、たった一度だけ再会することができる。 その願いを叶える力をもった人、「ツナグ」。 設定上、やりようによっては安っぽいファンタジーに転んでしまいそうなところ、 現実味と深みを出していたのは、なんといってもツナグ役…

#165 おばあちゃんと畑。

久しぶりにおばあちゃんの畑を見にいったら、 畑はすっかり秋冬野菜のオンパレードになっていた。 夏の選手、ゴーヤの蔓は枯れ、オクラの木も裸ん坊。 冬の主役、白菜が青々と葉を広げて、大根もムキムキ大きく育っている。 普通にあるこの光景が、日々の積…

#164 ざくっと織り。

2時間のワークショップで、 初めての「さをり織り」というものの楽しさの虜になってしまった。 さをり織りの最大の魅力は、細かいことはすっ飛ばして、全てを個性に変えてしまうところ。 ほころびだって表現の1つ、不揃いだって立派な魅力。 ルールに縛られ…

#163 食いしん坊万歳。

どうやら食欲の秋が到来してしまったようです。 ついつい誘惑に負け、夜中の台所でつまみ食いをしてしまう最近。 一時は「食と健康」を強く意識していて、本当に少ない量で お腹がいっぱいになって間食もほとんどいらない状態の時もあったけれど、 最近は、…

#162 やわらかい笑顔。

おじいちゃんとおばあちゃんを乗せて、田舎のおばさんの家へ。 久しぶりに妹と会ったおじいちゃんの目はキラキラしていて、 こうやって会える日のことを、毎日楽しみにしていたことが伝わってくる。 途切れない会話の内容は、わたしの知らない人たちのことだ…

#161 もやっと。

「夢売るふたり」 西川美和監督と糸井重里の対談を読んでから観る。 「観れば観るほどややこしい映画」というのは覚悟していたものの やはり見終わって「う〜ん」となり、時間がたった今も、 一言ではまとめにくいもやっとした気持に包まれている。 デビュー…

#160 季節の終わり。

少しづつ、夏より秋の分量が増えていくのが分かる。 夏の終わり。 散っていく桜を見るときの気持ちと少し似ている。 寂しいんだけれど、どこかちょっとだけホッとする感じ。

#159 映画メモ。

「マザーウォーター」 「トイレット」 「アヒルと鴨のコインロッカー」 「ミルク」 荻上直子監督の「かもめ食堂」→「めがね」→「トイレット」の 一連のシリーズには同じ空気が流れている。 作品によって設定や物語は違えど、共通する同じトーン。 この間、久…

#158 壁リフォーム中。

忙しい現場の合間を縫って、左官やさんが本日入ってくれている。 砂壁の生壁色が明るい漆喰の白へと変身する。 完成が楽しみでソワソワが収まらない。 それにしても職人さんの使い込まれた道具の美しさには 毎度ながら見入ってしまう。 このシャープな三角の…

#157 焦る焦る。

8月も残り、1週間を切った。 TO DO リストの上位からなかなか消えないことに辿り着くまでの 「その他もろもろ」の1つ1つを、横線で消していく。 急げ。もう氷は溶けかかっているぞ。

#156 ゴロゴロズドン。

ここ最近は毎日のように雷がやってきて、 1時間くらい、上空でゴロゴロしては去ってゆく。 今日の午後の雷は、台風かと思うくらいの強風と豪雨を連れてやってきた。 空が真っ白になったのとほぼ同じタイミングで、大きな地鳴りと落雷の音。 雷が、ほぼ真上に…

#155 雨と巨木の森。

「いつかまたゆっくりじっくり訪れたい場所リスト」 に追加する場所がまた一つ増えた。 岐阜と福井の県境、石徹白(いとしろ)の巨大杉の森。 森の入り口、白山中居神社へは、巨木の谷をくぐり抜け、 川をひとつ越えてようやく辿り着く。神社の守り神のよう…

#154 映画メモ。

「インテリア」 コメディタッチのものより、こういうシリアスでインテリジェンスな トーンの方が、ウッディ・アレンらしい気がする。 完璧でに作りこまれた、隙のない部屋のインテリアがゾッとするほど 登場人物の内面を現していた。 「127時間」 結末が分か…

#153 梅雨明け。

#152 映画メモ。

「ラ・マンチャの男」「マンマ・ミーア!」「ハロー・ドーリー!」 父が意外にミュージカル好きだということが判明。 最近は「ミュージカル部」と称して家族で古いミュージカル映画を観ている。 わたしはどちらかというとミュージカルは苦手だけれど、 観て…

#151 田植えの季節。

#150 夢うつつ。

アイリッシュハープとアコースティックギターのユニット、 tico moon のライブを聴く。 日曜の午後の別空間。 あやうく眠りの世界に行ってしまいそうになるところだった。 草原とか湖のほとりで聴いたら、もう現実とは思えない気持ちのよさだろうな。 今度は…

#149 思うところ。

何かを批判するには 自分が守ろうとするものに対して以上に、 批判する対象についても、正しく理解していることが前提。 その先、どうしていくためのNOなのか。 そこをすっ飛ばして、NOと大きい声で言う事だけが 正義だと勘違いしている動きが最近やたら多く…

#148 「テマ」と「ヒマ」。

東北の食と住を展示した「テマヒマ展」を観てきた。 自然が息づいた謙虚な暮らしの中で、 「手間」というプロセスにじっくり時間(ヒマ)をかける手仕事。 作り手の様子を映像で観る空間では、職人たちが 東北の雪深い環境の中で、淡々と1日モノ作りに向きあ…

#147 リフレッシュの方法。

煮詰まったり、集中力がきれてきたら、 いったんその場を離れて、身体を動かしてみること。 流される前に、切り替えること。

#146 バラのセカンドライフ。

朝、食卓に行くと、 昨日まで庭で咲いていたバラがテーブルの上に飾られていた。 なんだかもったいない気もしたけれど、 これは秋にもたくさんの花を咲かせられるようにするためだそう。 四季咲きのバラは開花の後、枯れるのを待つより先に摘み取ることで、 …

#145 チューリップと雨。

#144 細道の楽しみ。

多治見散策。 メインストリートから一本奥、細い横道へ。 何気ない日常の、光に包まれた美しさを楽しむ。

#143 春の色彩。

去年より、自然が周りにたくさんある環境で暮らしているせいか、 今年の春はいつにも増して緑が目に眩しい。 新緑と一緒に、花壇や畑の花たちがあちこちで一斉に色を放ち始める。 世界が色と光に溢れてキラキラしている。

#142 わらしべ長者的散策。

久しぶりの大阪。 住んでいた頃には一度も行く事のなかった此花区を探索する。 すぐに移動するつもりが、その場所を起点に、会う人会う人が 次に訪れるべき場所を自動的に示してくれるという、わらしべ長者的散策が始まっていた。 あの会話がなければ、行く…

#141 木々の間。