2012-01-01から1年間の記事一覧
壁のテクスチャーと、その前に置かれたものたちの コンビネーションに昔からとっても惹かれる。 その組み合わせは無限にあって、とてもグラフィカル。 路地を歩くときは、どんな新しい組み合わせに出逢えるか、いつもわくわくする。
純粋に、自分の興味の湧くままに出会った人や情報を頼りに足を運んだ先で 自分のチャンネルにぴったりくる、素敵!と思えるものに 出会えた時というのは、何とも言えない興奮がある。 まるで、何かの力に導かれてここにきたのだ、と思える 出会いがあるのは…
「キツツキと雨」久しぶりに、映画館で2回観るほどツボに入ってしまった映画。 岐阜の山奥で木をきる木こりの役所広司が、たまたまやってきた 映画クルーの撮影現場に巻き込まれていくというストーリー。 岐阜弁を話す役所広司がたまらなくいい味。 こんなお…
庭の裏まで来ている、春のしるし。
作業途中の現場。無造作に置かれた道具たち。 使い古されたそれらが、わたしの目には新鮮に映る。
春が待ち遠しい、散歩道。
雪化粧の高野山。 聖地の奥の院へと続く参道を歩く。 豊臣秀吉や織田信長などの武将や、著名人たちの墓標がずらりと並ぶ参道。 樹齢800年以上の巨木たちに添って、 隙間なく並ぶ墓標が、長い年月を経て自然と一体化していた。 自然からだけのものではない、…
ACO「LUCK」 ACOの9年ぶりのアルバムを聴く。 10代の頃と30代の今では、考え方はもちろん変わる。 好みも、自分が反応するもののトーンも変化する。 プロたちによってプロデュースされた、「普遍的な少女性」とか、 「普遍的な初々しさ」みたいなPOPミュージ…
「靴に恋して」 ラブコメ風な邦題に反して、内容はけっこうリアルな闇を抱えてる。 スペイン映画の群衆劇のトーンが最近割と好きだ。 「あの胸にもういちど」 マリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロンのビジュアルがあるから ぎりぎり成り立つストーリー。…
アン・サリーのライヴを聴く。 澱みのない澄みきった声に心洗われた。 心の中の余分なものがフッと外に出ていって、その分 新しいものを受け入れるスペースがちょっとだけ生まれたような気分。 歌はもちろんだけれど、ご本人自身がとってもチャーミングでか…
巨大な作品の上で朝食を食べるという、おもしろい体験をした。 たまたま行った東京で、散策途中に偶然見つけた企画展。 一枚の巨大な床に空けられた、たくさんの穴をモチーフにしたインスタレーション。 その上を歩いて、いろんな仕掛けに気づく度に、 クス…
スカイツリーの色は、東京の空に溶け込むようなブルーグレー。
まあるいお尻と、たどたどしい足取りの姪っ子に、家族中が夢中。 帰ってしまった今は、急に静かになった家の中。
おばあちゃんが機械でついてくれたお餅たち。 1歳と1ヵ月を迎えた姪は、大きな鏡餅を風呂敷に包んで、 籠の中で自分の足で立つという儀式をしました。 担いだお餅の重さは、一升=1.8kgあって、それには 「一生、食べ物に困りませんように」という意味が込め…
「有る」ことが「難しい」と書いて「有り難い」。 去年は特に、今まで当たり前だと思っていたものごとに対して、 「有り難い」と思うことが確実に増えた1年だった。 日々の生活のひとつひとつ、昔からわたしの周りにいてくれている人たち、 全てのことが有り…