movie
「さよなら渓谷」 「ベロニカは死ぬことにした」 「わたしのハワイの歩き方」 「オテサーネク」
「たまたま」 2回以上観ると、よりいい。
「食堂かたつむり」 「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」 ようやく。これは、映画館で観たかった。 心の隙間のそのさらに奥の触れたところのない部分まで 深く深く浸透して刺激する、ピナ・バウシュの世界。 魂が、突き動かされる感覚。
「SPEC〜翔〜」 「おとうと」 「ハーブ&ドロシー」
「モンサントの不自然な食べ物」 映画館で見逃した気になる映画が地元で上映されるとのことで、 食についての講演会とともに勉強してきた。 アメリカモンサントとモンサントを通して見えてくる世界の食事情。 最近情報が拾いやすくなったせいもあって、知っ…
「奇跡のリンゴ」を観る。阿部サダヲ&菅野美穂コンビ、すばらしい。 この地球上に存在するものの全ての背景に、 誰もやっていない初めてのことを成功させるまで、 命をかけて試み続ける人々たちの努力があるという事実。 「空を飛びたい」と思った人の努力…
「インスタント沼」「それでもボクはやってない」 「モテキ」 「南極料理人」 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」「ラストエンペラー」
「ツナグ」 この世を去った人に、たった一度だけ再会することができる。 その願いを叶える力をもった人、「ツナグ」。 設定上、やりようによっては安っぽいファンタジーに転んでしまいそうなところ、 現実味と深みを出していたのは、なんといってもツナグ役…
「夢売るふたり」 西川美和監督と糸井重里の対談を読んでから観る。 「観れば観るほどややこしい映画」というのは覚悟していたものの やはり見終わって「う〜ん」となり、時間がたった今も、 一言ではまとめにくいもやっとした気持に包まれている。 デビュー…
「マザーウォーター」 「トイレット」 「アヒルと鴨のコインロッカー」 「ミルク」 荻上直子監督の「かもめ食堂」→「めがね」→「トイレット」の 一連のシリーズには同じ空気が流れている。 作品によって設定や物語は違えど、共通する同じトーン。 この間、久…
「インテリア」 コメディタッチのものより、こういうシリアスでインテリジェンスな トーンの方が、ウッディ・アレンらしい気がする。 完璧でに作りこまれた、隙のない部屋のインテリアがゾッとするほど 登場人物の内面を現していた。 「127時間」 結末が分か…
「ラ・マンチャの男」「マンマ・ミーア!」「ハロー・ドーリー!」 父が意外にミュージカル好きだということが判明。 最近は「ミュージカル部」と称して家族で古いミュージカル映画を観ている。 わたしはどちらかというとミュージカルは苦手だけれど、 観て…
「キツツキと雨」久しぶりに、映画館で2回観るほどツボに入ってしまった映画。 岐阜の山奥で木をきる木こりの役所広司が、たまたまやってきた 映画クルーの撮影現場に巻き込まれていくというストーリー。 岐阜弁を話す役所広司がたまらなくいい味。 こんなお…
「靴に恋して」 ラブコメ風な邦題に反して、内容はけっこうリアルな闇を抱えてる。 スペイン映画の群衆劇のトーンが最近割と好きだ。 「あの胸にもういちど」 マリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロンのビジュアルがあるから ぎりぎり成り立つストーリー。…
「東京オアシス」 1コマがかなり長めで、本当に淡々と流れていくストーリーなので、退屈に感じる人と分かれそう。 劇場で隣に座ったおじさまは「つまらんなあー」という感じでもぞもぞしていた。 でも、わたしにとっては好きな空気の映画。 小林聡美の奥底か…
「インセプション」 「夢世界の階層」で実体験をする、という設定が面白い。 マトリックスと少し似たものを感じるけど、こっちの方がリアリティがあった。 そう言えばマトリックスはどんな話だったか全く覚えていない…。 「あの日、欲望の大地で」 シャーリ…
「無能の人」 原作:つげ義春 × 監督:竹中直人。 この組み合わせはなかなかはまっているなあ。としみじみ。 でも、「風吹ジュンが出ていなかったら2時間耐えられなかった」と、 横から聞こえてきた感想も分からなくはない。見終わってしばしぽかーん。 「アニ…
「やわらかい手」 きわどい設定かと思いきや、かなり真面目によい感じ。 黒のジャンプスーツにナイスバディの、あのマリアンヌ・フェイスフルが… というショックがかなり大きいけど、だからこそ出せる 歳を重ねた女性のリアリティがあった。 いろいろ考えさ…
「コクリコ坂から」古き良き時代の日本。 経験したことはないけれど、60年代の日本への 懐かしさと憧れのような気持ちは、確かに自分の中にあるみたい。
「愛してる、愛してない・・・」 オドレイ・トトゥのキュートさ全開のかわいらしい恋愛映画かと思いきや、 意外な結末。いい意味で裏切られた感があって楽しめた。 「イヴォンヌの香り」 極端な男と、極端な女の話という感じがした。 ルコントっぽいエロス。
「ブラックスワン」を観る。 美しくて残酷、久しぶりにぞくぞくした。 かなり見応えあり。まさに鳥肌もの。 :W600 しばらく見かけなかったウィノナ・ライダーをこんな役で久々に見るとは。 あと、ちょい役でサンドラ・ブロックも出てた気がする。気のせいか…
「パーマネント野ばら」 けっこう以外な結末。 小池栄子がいい味出してた。夏木マリも。 「エリザベス」 ケイト・ブランシェット凄味。肖像画から抜け出してきたみたい。 エリザベス女王=悲しいくらい強い人。だった。
「さらば青春の光」 モッズのお勉強を兼ねて。 男の子のモッズはわかりやすいスタイルがあるけれど 女の子のモッズスタイルの定義は、やっぱりぼやっとしたまま。 「赤い橋の下のぬるい水」 映画好きな友達に絶対に観るようにと勧められた今村昌平の後期作品…
CAPA in Love & War ロバート・キャパのドキュメンタリー。 マグナム設立までの様子も分かって見応えがあった。 “If its not good enough, you're not close enough.” 親密すぎるうちあけ話 ルコントらしい心理描写で、これもよかった。 一瞬出てくる、税理…
「パトリス・ルコントのDOGORA」カンボジアの風景や人々を切り取った映像美はすばらしいのだけれど、 合唱&オーケストラの壮大な音楽が、映像にマッチしている気がせず なんだか大げさで笑えてしまった。 ルコントで好きなのは、髪結いの亭主と橋の上の娘。 …
最近、部屋で観る映画を流し見しすぎてる気がして、 あんまりにも何も残っていないことが多い。 もうちょっと意識するためにも、印象程度の一口メモは残すことにしよう。 「青いパパイヤの香り」 50年代ベトナムの生活の様子が美しい。 じっとりとした湿度感…
レイトショーで「ノルウェイの森」を観た。 いやはや、自分が今まで森と思って見てきたのは 「森」じゃなくって「林」にすぎなかったと思うくらい、 あらためて感じた森の深さがあった。 小説だけを通してわたしが見ていたノルウェイの森は、 わたしのフィル…
カルティエ=ブレッソンのドキュメンタリーを観た。 「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」 ぴたりと決まった構図と切り取られた瞬間に、ため息の連続。 巨匠の言うことはシンプル。 「目を使って世界をみること」 「まずはその瞬間をとらえること…