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#180 解禁の時。

ギャルリーももぐさにて、トラネコボンボンのコラージュ&ドローイングを1時間程眺めていたら、 ひとしきりわくわくした後、うずうず、もぞもぞしてきた。 その後、ガチャっという音が聞こえた。 だいぶ昔に鍵をかけた自分の中の創作意欲の部屋のドアが開いた…

#170 空間と作品の関係。

青木野枝「ふりそそぐものたち」@豊田市美術館 豊田市美術館にて、彫刻作家 青木野枝の個展を観る。 鉄を題材とした女性の彫刻家ってめずらしいのかも。 鉄板が溶断され、溶接されてできたたくさんのパーツで成った作品は、 鉄の持つ重みをあまり感じさせず…

#167 初歌舞伎。

そういえば、10月に初めての歌舞伎鑑賞をした。 初歌舞伎が、中村勘九郎襲名披露の演目で 席も舞台からほど近い1等席から観れたのはラッキーだった。 初めてなので、いろんな事が新鮮。 中村七之助の女形の色っぽさには感嘆したし、 和服の色合わせの面白さ…

#148 「テマ」と「ヒマ」。

東北の食と住を展示した「テマヒマ展」を観てきた。 自然が息づいた謙虚な暮らしの中で、 「手間」というプロセスにじっくり時間(ヒマ)をかける手仕事。 作り手の様子を映像で観る空間では、職人たちが 東北の雪深い環境の中で、淡々と1日モノ作りに向きあ…

#127 一期一会の朝食風景。

巨大な作品の上で朝食を食べるという、おもしろい体験をした。 たまたま行った東京で、散策途中に偶然見つけた企画展。 一枚の巨大な床に空けられた、たくさんの穴をモチーフにしたインスタレーション。 その上を歩いて、いろんな仕掛けに気づく度に、 クス…

#119 呼び起こされるエネルギー。

車を走らせ約50分ほどの春日井まで、高木正勝の展示を観に行ってきた。 高木正勝 in あゆち @ 文化フォーラム春日井 文化フォーラム春日井の共同スペースにを使っての展示は 昼間と夜、訪れる時間帯で展示の仕方が変わるというもの。 わたしが行った平日の昼…

#116 ダンス × 家具。

ENSENBLE Monochrome Circus Repertory Tour 2011 TROPE 可児公演 @ 可児市文化創造センター モノクロームサーカス × graf 、コンテンポラリーダンス × 家具 ということで どんなことが起こる舞台になるのか楽しみだったのだけれど、 とても新鮮な視点を体験…

#109 たゆたう小宇宙。

京都で新しく生活を始めた友達のもとへ。 気のおけない友達との、ゆったりとした丁寧な食事に勝るものはないなあ。といつも思う。 今回もまた、贅沢な時間の過ごし方だった。 予定を詰め込みすぎず、気の向くままに歩いた先で発見をする楽しさ。じわーっと染…

#103 ずっしり。

「エレジー〜父の夢は舞う〜」@ 可児市文化創造センター (作:清水 邦夫 演出:西川 信廣 主演:平 幹二朗) かなり久しぶりの演劇鑑賞。 舞台にかなり近い席がとれたのもあって、舞台の気迫がダイレクトに伝わってきた。 特に主演の平幹二朗の迫力のある存在…

#097 庭と湿度。

「景観の彫刻−庭−」笹谷晃生展 @ 美濃加茂市民ミュージアム 銅や鉄、陶やガラスを用いて植物などの自然界のモチーフをテーマとした彫刻家の作品展。 無機質な素材を使いながら、まるで水辺にいるような、「湿度」を感じる空間だった。 ミュージアムのある文…

#075 島旅_豊島美術館。

今回行った中で一番よかった豊島美術館。 またいつか、今とは違う心境でここを訪れたら、どんな気分になるのか 確かめたい気がした。きっといつか戻ってこよう。

#067 街、道、写真。

「森山大道写真展 オン・ザ・ロード」@国立国際美術館

#066 ダンスと記憶。

新長田でコンテンポラリーダンスを観る。 「Groundless-ground(s) 双子の未亡人」@ArtTheater dB Kobe Social Kitchenで初めて双子の未亡人のパフォーマンスを観たときの 印象が強烈に残っていたけれど、今回はお笑い系ではなくしっかりめ。 音響もよかった…

#065 落語ナイト。

大阪にいる間に行ってみたかった落語。 「7時だヨ!8人集合」@天満天神繁昌亭 ずっと座布団上の落語が続くのかと思いきや、 前半ほとんどがコントのようなノリでいささか面食らう。 ああいうノリも、ありなのね。自由な感じ。

#064 六甲山の上で。

きょうだい揃って「六甲枝垂れ」という展望台を見に行ってきた。 六甲の風や太陽の熱エネルギーを活用して、自然と一体化した展望台。 バス→ロープウェイ→バスを乗り継いでいった甲斐があって、すばらしい体感だった。 入り口まで続く棚田のような石畳では、…

#061 万博記念公園_その1。

久々の太陽の塔を目の前に友達と大興奮。 芝生に寝転んで写真を撮りまくる。 「ここの芝生、ほぼ貸し切り状態!わたしたち以外誰もいないよ!」 とはしゃいでいたところ、遠くから警備員の声。 「芝生内は立ち入り禁止ですよー。出てくださーい!」 …どおり…

#063 万博記念公園_その3。

#062 万博記念公園_その2。

今回のお目当てだった「みんぱく」こと国立民族学博物館。 みんぱくに行くなら時間をたっぷりとって行った方がいいよ、と 言われた意味がよくわかった。 展示数がすごくて、もっと丁寧にじっくり見たら丸1日はかかりそうな充実度。 特にオセアニア、アメリ…

#052 フリマとマジック。

Social Kitchenの2階であったチャリティーフリマに 身辺整理をかねて出品した。 :W600 :W600 ブースに座りながらライブやパフォーマンスをみるのが新鮮だった。 プロ級のマジックショーを目の前で見て興奮する。 そこにいた全員が心を鷲づかみにされていた。…

#048 オールドノリタケ。

同じく多治見の岐阜県現代陶芸美術館で、 名古屋の陶器メーカー、ノリタケの展示を見る。 大正レトロ、昭和モダン。 おばあちゃんちで見たことのあるような懐かしいカップ&ソーサもあった。

#022 しなやかな芯。

大阪市立東洋陶磁美術館でルーシー・リー展を観てきた。 ルーシー・リーの器=繊細というイメージがあったけれど、 実はダイナミックさと力強さも共存していた。 あの細い高台も、華奢でありながら不思議な安定感があって 本当に美しかった。見ていて楽しい…

#015 キャンドルナイト。

1000000人のキャンドルナイト@ Osaka City 西梅田ナイト 今年はいつもより人が多い気がする、 と思っていたのは気のせいではなかったみたい。 たくさんのキャンドルと、たくさんの人と、たくさんのデジカメたち。

#011 まったりの晩。

日曜は京都の友達のカフェ、 Social Kitchenでのライブでまったりの晩。 菅大祐 × 石川奈都子 ライブ @ Social Kitchen 菅さんのやさしいギターのメロディーに、 写真家石川さんの写真映像が重なる。 眠りに落ちる寸前のようなふわふわとした感覚で 久しぶり…

#010 なんてうさぎ。

谷町六丁目のカフェで、たまたま手に取ったフライヤーの中に 気になる展示を見つけたので、その足で近くのギャラリーに行ってみた。 山本朱展 @ Little Birds 11/21 sun - 12/5 sun うさぎが大好きで実際うさぎを飼っているという 山本朱さんが表現する陶芸…

#005 息抜きの場所。

土日出勤になってしまったので、 仕事だけの週末なんていやだ!と、仕事の前に息抜きに出かける。 見逃すところだった、国立国際美術館の マン・レイ展を観た後、知り合いの写真展に。 その後、colomboに寄って立ち話。 この季節はラトビアのミトンたちがず…