#167 初歌舞伎。

そういえば、10月に初めての歌舞伎鑑賞をした。

初歌舞伎が、中村勘九郎襲名披露の演目で
席も舞台からほど近い1等席から観れたのはラッキーだった。

初めてなので、いろんな事が新鮮。
中村七之助の女形の色っぽさには感嘆したし、
和服の色合わせの面白さは本当に見ていて楽しく、舞台美術も美しい。
意外だったのは、古典用語だけでできているかと思っていた歌舞伎に
現代用語も普通に登場していたこと。
たばこ屋の話ということで、フィリップモリスやら、ラークやら
たばこの銘柄をかけてのだじゃれまで登場。なかなか自由。

ただ、やっぱり歌舞伎超初心者の私には、何を話しているのか
理解できないことが多く、何が展開されているのかよく分からず
演目が終わってしまった。

やっぱり歌舞伎は知識と教養が必要。
演目の内容くらいは頭に入れてから観ないと、話に入っていけない。

もしまた歌舞伎を観る機会があれば、
ヘッドホンでの見所解説はマストなようだ。

中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露　
第48回　吉例顔見世 @ 御園座
一、八重桐廓噺
二、蝶の道行き
三、伊勢音頭恋寝刃