2012-11-15 #166 キリンの凄み。 movie 「ツナグ」 この世を去った人に、たった一度だけ再会することができる。 その願いを叶える力をもった人、「ツナグ」。 設定上、やりようによっては安っぽいファンタジーに転んでしまいそうなところ、 現実味と深みを出していたのは、なんといってもツナグ役の樹木希林の存在だった。 このキャストが樹木希林でなかったら、間違いなくリアリティーに欠ける 薄いトーンになっていたと思う。 「ツナグ」の使命を果たす事に対しての、気持ちのゆらぎの部分も しっかりと描かれていたところが、共感度アップ。