#164 ざくっと織り。

2時間のワークショップで、
初めての「さをり織り」というものの楽しさの虜になってしまった。




さをり織りの最大の魅力は、細かいことはすっ飛ばして、全てを個性に変えてしまうところ。
ほころびだって表現の1つ、不揃いだって立派な魅力。
ルールに縛られず、とにかく何だってありの自由な世界。
几帳面にやりすぎるより、多少大ざっぱでも感性に任せて自由に進めるのが断然楽しい。
そういうざくっとした特徴が、大ざっぱなわたしにはすごくしっくりときた。


面白かったのは、ワークショップ参加者のそれぞれが
自然とその日来ていた服装にぴったりの配色の仕上がりになっていたこと。
見事にそれぞれの個性が出ていて、自分の好きな色の世界が仕上がっていた。
同じ織物でもこうも違うものか、というほど。


織り機を自分で買って1日中織物に没頭したい、と思うくらいハマリそうな予感。
今度は先生の工房まで、もう少し幅広の膝掛けを織りに行く予定。